今回は毎日革靴を履いて9年目のサラリーマンである私から、おすすめの革靴のお手入れ方法を解説していきます。
みなさん、革靴を磨いていますか?残念ながら私の周りでは、一足を手入れもせず、ボロボロになるまで履き潰す、という人がほとんどです。しかし、毎日1分のケアだけでも革靴は驚くほど長持ちします。更に、長年履いている靴を丁寧に手入れする時、もはや愛着すら感じます。
私のような変態レベルにまでは進化しなくてもいいです。しかし、普段のちょっとした手入れだけでも靴は大幅に長持ちするようになります。しないなんてもったいない。ぜひ読んでいってください。
準備してほしいもの
まずは形から入っていきましょう。個人的に必須だと思っているものと、必須ではないと思っているものに分けてご紹介していきます。靴磨きの道具はデザインも洗練されているので、家に置いて景観を損なうということはないと思います。
必須
クリーナー

汚れや古い油を取るために使う。定期的なケアには必須。
靴クリーム

全体の保革ができ、また靴の色をキープできる。定期的なケアには必須。
馬毛ブラシ

柔らかめのブラシで、ホコリ取りに最適。毎日のケアに必須。
豚毛ブラシ

硬めのブラシで、クリーム、オイルをなじませ、磨くのに使う。定期的なケアには必須。
ぼろ布
ホコリ取りや仕上げのからぶき等に使用する。何の布でもいいです。私は着古したワイシャツを切って使用することが多いです。
新聞紙
雨の日の手入れの際、靴の内側を乾かすために使う。
必須ではない(できれば買ってほしい)
オイル
折れ曲がる部位等、革の負担が大きい部分の栄養補給に使う。
クリーム用ブラシ

靴クリームはブラシに大量に残るので、色ごとに準備すると便利。
ワックス

本来はつま先等に塗って傷防止に使う。鏡面磨き等、光らせたい時は必須。
サドルソープ

靴用のせっけん。丸洗いしたいときに使う。保革効果があると言われている。(ホントかは不明)
クリーニングブラシ

丸洗いする時用のブラシ。サドルソープとセットで買いましょう。
はきおろしのケア・定期的なケア
道具をそろえていただいたら、まずは新品の靴を履き下ろす際のケアを解説していきます。履きおろしと定期的なケアは基本的に同じのため、一緒に解説します。
①軽く馬毛ブラシでブラッシング

まず行ってほしいことが、ブラッシングでホコリを除去する作業です。どんなに気を使って履いていても、外に出ればホコリは必ずついているものです。軽いブラッシングで取れる範囲で構いませんので、ホコリを落としてあげて下さい。
新品の靴も梱包材や箱のホコリがついていたりするので、履きおろす前に軽くブラッシングすることをおすすめします。
②クリーナーでクリーニング

ブラッシングの次は、クリーナーを布につけ、磨いていきます。これは汚れや古い油を落とす作業になりますので、ツヤツヤを目指す必要はありません。ただ、革はデリケートです。ゴシゴシとはやらず、軽めに擦るくらいの力で行いましょう。
③必要であればオイル
クリーナーで磨いた後は、言ってみればすっぴんです。この時にオイルや靴クリームで保革していくことが、靴を長持ちさせることに繋がります。
必要であれば、オイルを染み込ませるように塗っていきましょう。折れ曲がる部分は特に痛み安い部分です。雨が降った日に履いた後、ほったらかしにすると下記写真のようにクラック(ひび割れ)が発生してしまいます。

このくらいであれば目立ちませんが、気が付くと靴下が拝めるくらいに大きく割れてしまうことがあります。こうなるとさすがにみすぼらしいので、気を付けましょう。
④靴クリームの塗布

続いて靴クリームを塗っていきます。これが手入れのメインと言える工程です。靴クリーム用のブラシに枝豆くらいの大きさでクリームを取り、靴に塗り広げていきます。

クリームを塗り広げた後は豚毛ブラシでなじませていきます。余分なクリームを掻きだしてくれますし、しっかり全体に行き渡らせることができます。
⑤ワックスを塗る(おすすめ)

これは絶対に必要な工程ではありませんが、ぜひワックスをつま先に塗ってほしいと思っています。躓いたとき、すぐに傷がつくつま先を保護することができます。また鏡面磨きと言って、鏡のようにピカピカに磨き上げるためには必須になります。
私のおすすめは、画像↑のように、つま先から2センチくらいを薄くカバーする塗り方です。鏡面磨きは管理が大変なので遠慮しつつ、キレイさとつま先の保護を両立させることができます。
⑥仕上げに乾拭き

最後に、仕上げの乾拭きを行っていきます。乾拭きの代わりにブラッシングでも大丈夫です。これを行うことで、塗りこんだクリームやワックスをならし、ツヤを出すことができます。革本来のツヤになりますので、個人的にはワックスでビカビカにするよりも好みです。
この手入れは履きおろした後、3か月に1回ごとくらいで実施するのがおすすめです。なぜこの頻度か?このくらいの間隔をあけると、革のかさつきや色落ちを感じます。ちょうどこのくらいが、手入れどきになるのです。四半期決算などを期日に決めておけば、忘れずに実施することが可能だと思います。
毎日のケア
私個人としては、定期的なケアよりもこの日常のケアの方が、重要だと考えています。「夢をかなえるゾウ」という、イケてない社会人にゾウの神様が大事なことを説いていく本でも、靴は毎日磨けと言われています。
私が重要だと感じる理由は3つ。1つ目は、靴がキレイだと周りと差をつけることができ、自分のテンションも上がるからです。靴を磨け!という話は、前述の「夢をかなえるゾウ」のような書籍で度々取り上げられているため、気にする人は気にします。そういう人を相手にする場合、アドバンテージを取れるでしょう。
2つ目は、毎日ホコリを除去することで、革に必要な水分や油分が失われるのを防ぐことができるから。つまりシンプルに長持ちさせられるからです。
3つ目は道具に感謝すること。たかが道具ですが、その道具がなければ仕事はできません。またメンタルの安定にも、感謝することは大事です。靴に感謝できる習慣を身に着けて、損することはないでしょう。
ということで、毎日の手入れをぜひ、取り入れていただけたら嬉しいです。
①馬毛ブラシでブラッシング

毎日の手入れ、と言っても、工程は2つだけ。あまり構えなくて大丈夫です。毎日することだからこそ、簡単にできることが大事だと思っています。
まずは馬毛ブラシでのブラッシングです。1日履いて、ついたホコリをしっかり落としておきましょう。場合によってはこの工程だけでも十分なくらいです。
②布で乾拭き

次に布で乾拭きをして、仕上げましょう。ブラッシングのみより靴にツヤが出ますし、全体に目を通すことで、靴の状態に気を配れます。
毎日の作業としてはこれで十分です。正味1分くらいで終わらせられると思います。とにかくホコリを溜めないことと、毎日靴に気を配り、支えたことに感謝して、1日を締めくくりましょう。
雨の日のケア
続いては雨の日のケアです。基本の流れは毎日のケアと同じです。
毎日のケアが終わった後、中に新聞紙を詰めて、風通しのいい場所に置いて乾かしましょう。干すときは玄関等、直射日光が当たらない場所で乾かして下さい。
雨の日に履いた後、ほったらかすとガビガビのボロボロになります。普段のケアはサボりがちになっても、雨の日だけはケアすることを推奨します。
丸洗いについて

最後に、靴の丸洗いについてです。これはたま~にで大丈夫です。(数年に1度とか?)
よっぽど汚れ、ニオイが気になるときや、銀浮きと呼ばれる、革が雨で濡れた後にでこぼこになってしまった際の対処で行いましょう。
工程については、長くなるので別記事で紹介したいと思います。気になる人は調べてみて下さい。
まとめ

ということで今回は革靴の磨き方について紹介してきました。定期的なケアは数か月に一度、毎日のケアは簡単で構わないので、履くたびに実施してほしいと思います。
夢をかなえるゾウではないですが、簡単にできて得するのが、靴磨きです。毎日磨きましょう!
今回の記事は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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