今回はわかりやすいプレゼンを実施する具体的な方法をご紹介します。みなさんはプレゼンにどのようなイメージをお持ちでしょうか。
「緊張する、怖い」「説明が伝わるか不安」「大事な得意先なので成功させたい」
このように考えている方、ぜひ最後までご覧ください。
筆者は仕事で週1回くらいのペースで社外にプレゼンを行っております。また社内のプレゼン大会で優勝したこともあり、ある程度プレゼンには長けていると自負しております。
今回は初めてプレゼンする方にも参考になるよう、初心者の自分にアドバイスするなら、という視点でお伝えいたします。
伝わるプレゼンのメリット
まず、そもそもプレゼンがうまい、わかりやすいとどのようなメリットがあるでしょうか?
私は、プレゼンは自分の考えを表現する必須スキルであると思っており、以下の3つのようなメリットがあると考えております。
説明が伝わるようになる
まず、プレゼンの場ではもちろん、普段の会話でも説明が伝わるようになると思います。これは非常に重要なことですよね。ビジネスの場でも、恋人や家族、友人との会話でも、自分の考えを相手に伝えられない。そんな誤解やコミュニケーション不足から関係が悪化する、というのはあるあるだと思います。
それらを防ぐために、わかりやすいプレゼンができる=説明がうまくなるのは非常に重要な技術になります。
頭がよく見てもらえる(見栄)
2個目は多少見栄も入ってきますが、頭がよく見てもらえるようになります。みなさんも、仕事や学校でプレゼンが上手な人を見たとき、「話がうまいな、頭がよさそうだな」と思ったこと、ありませんか?
頭がよく見られて損をすることはほとんどありません。しかもその期待に応えるべく、より学ぶ、努力するというポジティブな面もあると思います。
大人数の前で話す=時短
三つ目に私が考えているメリットとして、大人数の前で話すことは時短になります。
同じ話を一人ずつ、何回も繰り返すよりも、一度に説明できれば時短になりますよね。またその場で参加者同士が議論してくれれば、後で自分が調整に走り回ることを減らすこともできます。
その分、準備したり、プレッシャーがかかることは事実です。しかしそれを踏まえても、余りあるメリットではないでしょうか。
ということで、プレゼンのスキルは人生が有利になる必須のスキルである筆者は考えています。
では、具体的な方法です
それでは、具体的な方法をご紹介いたします。
内容を決める
まず、話す内容を決めていきましょう。筆者は絶対に伝えたい内容をまず絞ります。そして、それを論理的に解説するにはどのような説明がいるのか?全体の構成を考えます。
その際、紙やスマホのメモ等にラフを作るのをおすすめします。これにより論理的な破綻が起きていないか、自分が聞く側であれば理解できるかを考えることができます。
内容を絞るポイントとしては、相手にもたらされるメリットは積極的に入れたいですね。
他にも、論理的に説得するのが難しい相手、感情で動く相手であれば感情に訴えるポイントを作りましょう。またわかりにくい部分は具体例を入れます。
これらを入れると、どんどん魅力的な内容になっていくと思います。

話し方
続いて、どのような話し方をするのかについてです。
トーンと音量
まず、大事なのは声ですよね。これはアナウンサーのように、いい声で活舌よく話せ、という訳ではありません(もちろん理想的ですが)。そうではなく、意識してほしいのはトーンと音量。
トーンは気持ち高めがいいと思います。電話になると1オクターブ上がるという方、いますよね。そのようなイメージです。特に慣れていないうちは、どうしても低くなりやすいので、高めの意識でちょうどいいと思います。
音量も重要です。小さくて聞こえないのはもちろんNG。しかし大きすぎてうるさくてもいけません。
こればかりは会場に合わせるというのが結論ではあります。ですが、絶妙な音量が掴めない場合は大きめの声で話しましょう。聞こえないのが一番よくないですし、堂々としていると感じてもらえるかも知れません。「大は小を兼ねる」のです。
間とスピード
話すスピードはゆっくり目をお勧めします。落ち着いた印象を与えられますし、緊張したら勝手に速くなってしまいます。まずは基本となる落ち着いたプレゼンを習得しましょう。明るめに、とか手短に、といった相手に合わせる技術はそのあとで十分です。
また、あえて少し間を置くことで、相手の理解を待ったり、ぐっと注目を集める効果があります。
特に効果的なタイミングは、一番伝えたい内容の前と、複雑な解説をした後。一瞬黙るのではなく、思いきって2秒くらい、間を取ってみて下さい。明らかに注目を集まったことを感じられますよ。
キーワード
話の合間にキラーワード、キラーフレーズを入れるのもいいですね。どんなプレゼンでも使用しやすいのは「今から大事なこと言います」。これを言って、前述の間を取れば、(ベタですが)最重要ポイントは確実に聞いてもらえると思います。
ワードは注目を集めるものや、耳に残るものがいいと思います。「ここテスト出ます」なんて言われたらクラスのみんなが黒板見ましたよね?「お、ねだん以上。」などは耳に残りますね。誰もがニトリを思い浮かべたと思います。ひらめきも必要になりますので、思いついたら積極的に入れましょう。
スライド
続いてスライド作成についてです。筆者はシンプルかつ、キーワードは入れておくというスタイルをお勧めします。
スライドがシンプルなだけで大幅に作業量を抑えることができます。また、自分の話もブレなくなり、相手も混乱しにくくなります。文字が多いと読むのに必死になってしまい、話は聞いていないという事態にもなります。なるべく文字を減らし、自分の話に注意が向くようにしましょう。
また、先ほどのキラーフレーズと同じで、キーワードがあれば入れていきたいですね。「素材が強い!」や「最高性能!」といった、印象に残り、かつその商品を端的に言い表しているワードがいいと思います。
しっかり練習しよう
話す内容や話し方の大枠がが決まったら、練習をしていきます。
3回の練習
私は最低3回は通しで練習することをお勧めします。
1回目は下手で構いません。改善すべきポイントや自分がしっかり理解できていない部分を洗い出すのが目的です。
2回目は本番のつもりで行います。それでもうまく話せていない部分や細かい言い回しを確認しましょう。
3回目は仕上げです。ここでは完璧だ、と思えるクオリティにしておきましょう。本番は緊張するものですので、ここまでやって「うまくいった」で終われると思います。
また練習の際、できるだけ人に見てもらうことをお勧めします。緊張するかもしれませんが、どうせ本番は人前で話すのですからこれも練習です。
また、プレゼンする内容について詳しくない人を相手に話すのもお勧めです。気付かず入れていた専門用語等がないか、難しい表現をしていないか指摘してもらいましょう。
1スライド1分
こちらはよく言われるコツですが、1スライド1分くらいで話せるといいと思います。
これより短くなる分には相手も飽きにくく、いいと思います。しかし、長くなるのは避けましょう。絵が変わらず、退屈させてしまう可能性が高いです。またそこまで長いということは、1スライドに文字を詰め込みすぎ、見にくくなっていることも考えられます。
バランスを考えた際、1スライド1分がちょうど良い目安になると思います。
日頃から瞬間リラックス法を準備しておく
突然ですが、「パブロフの犬」という言葉をご存知でしょうか。これは犬に、必ず鈴の音を聞かせてから餌をあげ続けていると、その犬は鈴の音を聞くだけでよだれが出るようになる、という有名な実験です。
これは「条件付け」というもので、人間も応用できる技術になります。
会場に必ずある「何か」と「リラックス」を条件付ける。すると、「プレゼンの際、それがあればリラックスできる」という状況を作ることができるのです。
筆者の場合は「手をもむ」。手のマッサージを受ける時のリラックス感が好きで、その感覚を呼び起こす練習をしました。その結果、今では手をもむだけでリラックスできるようになっています。自分の手はもちろん、いつ、どこでもあります。つまり、いつ、どこでもリラックスできるのです。
これはかなり便利なテクニックなので、いつか別記事でご紹介したいと思います。
本番で意識すること
さて、バッチリ準備、練習ができたら、いよいよ本番です。

自身を持って話す
自身を持って話すのは、当然のように聞こえますが、実際にその場になると難しいものです。ですが、ここまで準備や練習を頑張ってきましたよね。やれることをやったら、後は思いっきりパフォーマンスするだけです。胸を張って望みましょう。
目と反応を見る
これは本番中、ぜひ意識していただきたいポイントです。相手の目を見ることで、自然と顔を上げ、自分の言葉で話せるようになります。政治家の答弁のように、ずっとメモを読んでいると、全然頭に入ってこないですよね。自分の言葉で話してこそ、相手に伝わると思います。
また、余裕があれば、ついでに反応も観察しましょう。うまく注目を集めているか?ジョークはウケているか?そもそも話が伝わっているか?相手も疲れていると、すぐに子守歌になってしまいます。退屈させてしまったポイントを観察し、次回に生かしましょう。
まとめ
本番、お疲れ様でした。
ここまでのポイントを踏まえていただければ、クオリティの高いプレゼンができると思います。
どうしようもないので触れませんでしたが、経験値も大きな要素です。どんどん実践し、失敗も経験し、改善を繰り返していきましょう。
冒頭でも書いておりますが、プレゼンがうまい=自分の考えを表現できることだと思います。日常の会話や説明にも活かせるスキルになりますので、ご参考にしていただければ幸いです。
ということで、今回はここまでとさせていただきます。最後までご覧いただきありがとうございました。



コメント