【本】FIRE 最強の早期リタイア術 レビュー【現実的にFIREを考察】

みなさんこんにちは、チョークと申します。
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今回はFIREブームの火付け役となったベストセラー本を紹介したいと思います。

コロナ禍あたりから、FIREという言葉も浸透したように思います。
Financial Independence, Retire Earlyの略で、「経済的自立と早期退職」という意味となります。

簡単に言えば、生活に困らない資産を作り、さっさと仕事をやめて、好きなことをする、ということです。

理想的ですよね。
仕事をしている人であれば誰もが一度は憧れる生活ですよね。

こちらの本では、そのFIREの現実的な実現方法を解説しています。
非常に参考になるので、マインド編と具体的なプラン編に分けて、ご紹介したいと思います。

また、実際のところFIREってどうなの?というところも考察していきます。

それでは、よろしくお願いいたします。

マインド編

マインド編では、FIREするために必要となる考え方をご紹介していきます。

欠乏マインドを持つ

まず、FIREを実現するために必要な考え方として、「欠乏マインド」が挙げられています。
人は何かが不足している時、それを手に入れることが生活において最も重要になります。

食べるものがなければ、狩りをしてでも手に入れる。
服がなければ、葉っぱを巻いてでも代わりを作る。

このように、「自由」や「お金」を求めることが、FIREを達成するためには必要になってきます。

これ、正直日本だと感じにくいかもしれません。
少なくとも私は現状の生活であまり感じていなかったと思いました。

なんだかんだ日本は誰でもiPhoneが買えてしまう国、ハングリー精神は薄いかもしれません。
逆に言えば、この欠乏マインドを持つだけで、日本では有利になると考えることもできます。

物の所有の喜びは鈍化する

これは無駄なものを買わず、経験にお金を使う、ということです。

物を買うときって、なんなら買おうか迷っている時が一番楽しくないでしょうか?
なのに一旦買ってしまったら、どんなに高価なものでも段々と「あたりまえ」に変化してしまう。

物の所有の喜びは鈍化し、質が悪いことに次はより高いものでないと刺激が弱くなるのです。

しかし、経験であれば、鈍化はせず、一生ものになります。

初めての経験であれば、近所の公園ですら思い出になります。
もちろん海外旅行や新しい趣味にお金をかけるのもいいでしょう。

金額に関係なく、やってみたいことにお金や時間を使う。
こう考えることで、結果的に無駄な出費が減り、FIREを達成可能にするとされています。

「それにどれくらい人生の時間を差し出せる?」

マインド編の最後は、こちらの言葉を紹介します。
これは、購入や選択を困ったとき、判断の軸にしていただきたい考え方です。

もしそれをするなら、リタイアを何年延ばす必要があるか?
もしくは何年リタイアまでの期間を縮められるだろうか?

例えば特に乗らないのに車が欲しくなったとします。
その300万円を投資で利回り5%、20年運用したら796万円になります。この約800万円の差は、FIREを2年は縮める差になると思います。

車が趣味、というのなら止めません。
しかし私なら、買うのを躊躇う差になります。

この考え方を軸に物の購入や判断をすることで、資産額が増えるスピードをアップさせることができると思います。

ここまでを見ると、余計なものを買わないストイックさ、自制心が必要なのだな、と感じました。

具体的なプラン編

では次に、具体的なプランの立て方を紹介していきます。

まず、いくら必要なの?

まず、本書では100万ドルの資産を作ればFIRE可能と主張されています。
日本円にすると1億5000万円ほどですね。

私のような一般庶民からすると途方もない金額ですが、金額設定にも根拠があります。

それは、資産所得>生活費となることです。
100万ドルの資産から毎年5%の利回りが出れば、5万ドル。
そこから税引きされて4万ドルが手元に残るとします。

そしたら日本円にすると600万円(!)のお金が毎年生まれることとなります。

いくら物価の高いアメリカでも、それだけあれば普通の暮らしはできそうですよね。
日本はもう少し物価が安いので、ハードルも少し下がりそうです。

このあたりは後半でもう少し解説しますが、1億5000万円あれば多くの家庭でFIREは可能だと思います。

バケツ&バックアッププラン

ここからはある程度資産ができ、現実的にFIREを考える段階の方向けの内容になります。

まず、口座を3つ準備する必要があります。
3つの口座とは、ポートフォリオ口座、今年の生活費口座、現金クッションの口座です。

ポートフォリオ口座とは、株や債券で運用をしている口座のことです。

今年の生活費口座には、昨年分の利益を移管することで賄っていきます。
そして足りない金額を現金クッションorポートフォリオから補填することになります。

どちらから補填するのかは、市況の好不調によります。
私としては、好調時はポートフォリオ口座から、不況時は現金クッションから補填するのがおすすめです。

そして、市場の好調時に必ず現金クッションを回復しておくことも忘れてはいけません。

現金クッションの口座には、生活費の1年分くらいは置いておきましょう。
これは市場の不調が持ち直すまで、1~3年くらいの期間がかかるからです。
この期間を耐え切れるくらいの現金があるといいでしょう。

この3つの口座で運用できれば、市場の好不調に流されないFIRE生活が可能になるとされています。

利回りシールドを作る

また、株式の値上がり以外の収入源を持っておくことも推奨されています。
例として、高配当株、REIT、債券等、定期的に現金収入がある資産が挙げられています。

株式の値上がりは市場の好不調によりますが、配当金は安定して支払われる場合が多いです。
この収入を生活費に充てることで、現金クッションを最低限にできます。

現金を極力少なくできれば、株式での運用資産を多くすることができます。
長期的に見れば、FIRE失敗のリスクを低下させることに繋がります。

FIREは現実的なのか?

ということで、本書ではお金をかけるものを賢く選択し、適切に運用すれば100万ドルでFIRE可能とされています。

これを日本で達成するにはどうすればいいのか?を最後に考えていきます。

まず、いくら貯めるのか?
総務省によると、2022年の大人2人暮らし(我が家のような)の年間支出平均は306万円ほどとされています。
ここを目指すとすると、

306万円:5%=6120万:100%

となります。これは5%の利回りが306万円になるためには、6120万円必要ということです。
つまり我が家の場合6120万円の資産があれば理論上はFIREできることになります。

とはいえ、毎年収益5%が達成できるのか?という疑問や、少し余裕も欲しいと思います。
また今後の家族構成の変化も予想されます。

なので個人的には、1億円というキリのいい所がFIRE達成のラインになるかな、と考えています。

また、前半部分のように、金額より、時間・経験を大事にすることが重要です。
お金を貯めるだけの人生にならないように、やりたいことにはお金をかけていきましょう。

ということで今回の記事は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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